■新しい制度が動き出した!
平成18年5月26日、参議院において、行政改革推進法案、公益法人制度改革関連法案、市場化テスト法案の5法案が可決し、法律が成立しました。これにより、新しい公益法人の新制度が動き出したことになります。
本会議では、この公益法人制度改革関連法案については、自民、公明両党が賛成、共産党と社民党が反対。その他の野党が採決を棄権し、賛成126票、反対15票で成立しました。討論の場では、民主党を代表して小川敏夫参議院議員が反対の意見を述べるなど、必ずしも全会一致ということにはなりませんでしたが、与党の強い意気込みにより、推し進められることになったのです。
今後は、これに伴う「税制改正の内容」や公益性を判定する「公益認定等委員会」の透明性や専門性などに関心が寄せられることでしょう。
いずれにせよ、さいは投げられたのです。平成20年に向けて、いよいよ公益法人の解体が始まります。
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