◆人工産卵床 酒田北港に設置◆

 ハタハタの資源保全に取り組むNPO法人「みなと研究会」(山形県)は12月3日、酒田市宮海の酒田北港で、ハタハタが産卵・ふ化するための人工の産卵床を設置した。長さ約30メートル幅約70センチの網状で、両端に重りがある。ダイバーが、岸から約3メートルの水深約4メートルの海中に網が漂うように設置した。市立松原小6年生が製作に協力し、05年から毎年設置。子供たちは、産卵する藻場に似せ杉や竹の枝葉を網にくくりつける作業などを手伝った。ハタハタは海岸の環境変化や乱獲で数が減っている。

毎日新聞  12月3日
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