◆描いた絵から心探る◆

 衣類やバッグ、インテリアなどで選んだ色に、人の心情が表れることがある。NPO法人「色彩NPO日本カラーネットワーク協会」(東京都渋谷区)は、こうした色の選択から人の心理をくみ取るカウンセラーの育成、カウンセリングの手法で高齢者と交流するボランティアを実践している。色彩カウンセリングは、塗り絵やカラーカードなどを使い、色で気持ちを表現してコミュニケーションを図る手法だ。例えば、無関心で沈んだ心の人はグレーなどを使う傾向にあるが、希望が出てくると、ピンクなどを使うようになるという。

西日本新聞 12月5日
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