◆救急医療研修に奮闘◆

 香川県立中央病院で現在、カンボジア人の医師2人が救急医療を学んでいる。国際協力活動を展開するNPO法人の「セカンドハンド」(香川県高松市)や県立中央病院、国際協力機構(JICA)などが、10月から進めている同国首都プノンペン市の救急医療支援の一環。2人は救急搬送や救急外来の現場に立ち会い、最新の医療技術を習得している。プ市は経済発展に伴う交通量の増加で、事故死者数が急増しているが、救急車が足らず搬送システムも未整備という。同法人は、プ市西部に診療所を建設するなど、既に医療支援を本格化。

四国新聞 10月21日
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