◆ネット診療好評◆

 札幌のNPO法人「道神経難病研究会」(北海道)が、インターネットを利用した遠隔診療に取り組んでいる。パソコンが普及する中、ウェブカメラを設置すれば医師が自宅にいる患者を診察できる仕組み。テレビ電話を使った従来の遠隔診療と比べ設備費が少なくてすみ、「通院回数が減った」と患者にも好評。道によると、パーキンソン病や脊髄小脳変性症などの神経難病の患者は道内に約一万人。患者は定期的な通院が必要だが、専門医は札幌などの都市部に偏っており、地方の患者には金銭面、身体面で大きな負担となっている。

北海道新聞 9月10日
戻る

NPO法人設立運営センター