◆ハトやカラスをタカが撃退◆

 タカを使ってハトやカラス、スズメなどを追い払おうという実験が、福岡県で進んでいる。従来の鳥害対策では、防鳥ネットを設置すると見た目が悪く、猟銃による射殺は危険で、花火による威嚇はうるさい、という問題が生じているが、「タカ作戦」はいずれもクリア。農林水産省などは「銃を使えない市街地でも効果が期待できる」と注目している。実験しているのは、NPO法人「野生鳥獣保護管理会」(福岡県)。同県久留米市田主丸町にある総合病院から依頼を受け、5月中旬、最初の実験を実施。

読売新聞 6月3日
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