◆障害者用「はし」開発◆

 広島県呉市の企業が中心になって、障害者や高齢者向けに新しいタイプのはしを開発、近く販売を始める。利き手に障害を抱えた人が、はしを反対側の手で持っても通常と同じ感覚で楽に食べられるよう、プラスチック製部品ではしを連結させ、安定性を持たせたほか、食材をはさみやすいよう先端部分の形状も工夫した。福祉関係の商社やインターネットを通じて全国に売り出す。 開発主体は、呉市の中小企業17社で組織するNPO法人「くれケアベックス」(広島県呉市)。

日本経済新聞 5月19日
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