NPO法人「グラウンドワーク都城」（宮崎県都城市）が、同市蔵原町の事務所で、高齢者らに電動車いすを貸し出す「タウンモビリティ」事業を始めた。街中を散策できるよう手助けして引きこもりを防ぐ。同法人は「高齢者に街に出てもらえれば、中心市街地もより活性化する」としている。タウンモビリティは、街中で電動車いすなどを貸し出し、高齢者や障害者の買い物や施設利用を支援する取り組み。イギリスで始まり、欧米で広く普及している。国内では、1996年に広島市で導入され、全国各地に広まっている。