◆タイワンシジミ急増◆

 外来種のタイワンシジミが4月23日までに、河北潟周辺で大量に確認された。調査したNPO法人「河北潟湖沼研究所」(石川県内灘町)によると、県内でタイワンシジミが確認されたのは初めて。同研究所は「在来種のマシジミは危機的な状況にあり、このままでは生態系が変化する恐れがある」と警鐘を鳴らしている。調査は環境保全策を考える上での基礎資料とする目的で、河北潟と周辺の水路など水辺70カ所を対象に行った。うち、タイワンシジミは17カ所で見つかり、マシジミは7カ所で確認された。

富山新聞 4月23日
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