庄内地方のダイバーらで組織するNPO法人「庄内浜を考える会」（山形県酒田市）が20日、鶴岡市の小岩川漁港からアマモを採取、移植した。市は4月、同漁港内に堆積した砂を取り去るしゅんせつ工事を行う予定で、工事を前にアマモを保護しようとの取り組み。この日、同会の会員ら9人が、小岩川漁港から、長さ約25−30センチのアマモ約250株を採取し、鶴岡市の加茂レインボービーチや酒田市の酒田北港など3カ所に移植した。23日にも再び採取と移植を行う予定で、その後は1、2カ月おきに生育調査を続ける。