大災害時には人命救助、平時はシロアリ防除をするロボット「ミルボ３」を、神戸市中央区に救助ロボの研究施設を持つNPO法人「国際レスキューシステム研究機構」（川崎市）と、シロアリ防除大手のアサンテ（東京都）が開発し、19日、四天王寺（大阪市）で試作機の実証実験をした。災害救助ロボットは、出動機会が限られることが開発の大きな障害。同NPOの石黒周理事は「普段から使われれば、投資も進むし、改良も重ねられる」とロボの意義を強調した。