◆子供4500万人の命 危機に◆

貧困対策のための先進国から発展途上国への援助は極めて不十分で、このままでは2015年までに約4500万人の子供が感染症などで死亡し、約9700万人の子供が学校に通えずに終わる、との報告書を国際NGO『オックスファム』が1月3日までにまとめた。途上国の貧困解消を目指し、00年の国連総会で合意した「ミレニアム開発目標」では、先進国は国民総所得の0.7%をODAに充てるとしている。報告書は「このままでは目標達成は不可能だ」とODAの大幅な増額を求めた。

★日本経済新聞 朝刊 1月4日★

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