◆世界遺産 バリアフリー調査◆

 NPO法人「沖縄バリアフリー研究会」(那覇市)は12月8日、「世界遺産琉球グスク群のバリアフリー」と題し、那覇市の玉陵と識名園のバリアフリー調査を行った。世界遺産での調査は今回が初めて。調査には車いす利用者を含む10人が参加した。職員の説明を聞き、見学を楽しみながらも、工夫が必要な地点を提案した。玉陵を訪れた車いす生活の山城靖さんは「いつもは外しか見ることができず、初めて中に入れてうれしい」と声を弾ませ「いつでも見られるようにしてほしい」と語った。

琉球新報 12月9日
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