大きな地震の揺れを事前に知らせる気象庁の緊急地震速報が10月から始まり、新潟県上越市の立谷浜小学校に受信端末が設置された。NPO法人「上越地域学校教育支援センター」（同市）と市教委による実証実験で、システムの有効性や避難訓練の方法を探る。同校は災害時の避難所にも指定され、災害情報をより多く手に入れたいという住民の要望もあり、同端末の設置を決めた。同校校長は「勉強の時間帯や、食事中など、さまざまな子どもたちの学校生活の形態に即した訓練を行っていきたい」と語った。