園芸、農業活動を通じて健康回復や生きがいづくりをめざす園芸福祉活動のモデル農園が6月11日、京都市伏見区向島に正式にオープンした。市の委託事業で、NPO法人「京の園芸福祉研究会」（同市）が農園を整備した。現在、ひきこもり経験者や強い精神的ストレスを受けた人15人ほどが毎週月曜に活動しており、今後、障害のある人も受け入れられるよう改良を加えていくという。同法人担当者は「立ち止まって自分を見直したり、仲間作りをしたり、次のステップへ進むための場所を提供したい」と話している。