◆名古屋に環境取引所◆
東海地方のNPOが中心となり、国内の環境保護の先進技術を持った企業と中小企業の間で温室効果ガスの排出権を売買する「名古屋環境取引所」の設置構想を進めている。全国初の制度で、来年4月の試験適用を目指す。先進企業が持つガス削減技術と中小企業が必要とする技術の一覧をネット上に登録し、中小企業が希望する技術を選んで取引所が立ち会い技術支援協定を結ぶ。中小企業は支援を受けて削減できたエネルギー費用の半分を技術提供した先進企業に支払う。金銭の代わりに取引所発行の排出権証書でも支払いができる。
★中日新聞 朝刊 11月6日★