◆障害者の副収入に野菜づくり◆

 自立支援法で負担が増えた障害者の副収入につなげようと、NPO法人「絆」(和歌山県田辺市)は、同市の休耕田で障害者らと野菜づくりを始めた。野菜づくりは障害者らの生きがいや、就労の訓練になっている。法人代表は「団塊世代のIターン者や地域の高齢者と障害者が、遊休農地で一緒に農業ができたら」と話している。同法人は、使用済み食用油を精製したバイオディーゼル燃料(BDF)の普及に積極的で、障害者の雇用機会の拡大にも取り組み、BDF精製施設のほか、飲食店や会社に障害者をあっせんしている。

紀伊民報 2月9日
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