◆かやぶき職人 5人誕生◆

 岩手県と金ケ崎町が3ヵ年で進めてきたかやぶき職人養成研修事業が17日に終了し、県内のかやぶき職人の「新人」5人が約半世紀ぶりに誕生した。かやぶき家屋の減少に歯止めをかける期待の星として注目が集まる。NPO法人「岩手県で萱葺き技術の伝承を促進する委員会」もアドバイザーとして事業に加わった。事業は町産業開発公社が県と町から事業受託する形で04年度から始まり、視察や現場研修を繰り返した。今後、修了生たちは屋根工事会社等で、かやぶきに従事する。

岩手日報 11月15日
戻る

NPO法人設立運営センター