◆久留米のNPO 破産◆

家電製品のリサイクルに取り組み、NPO法に基づく福岡県内第1号の法人認証を受けていた同県久留米市の『再生工房』が福岡地裁久留米支部から破産宣告を受けていたことがわかった。同県によると、NPO法人の破産は県内で初めて。負債額は約1千万円と見込まれる。同法人は99年から活動。01年の家電リサイクル法施行をにらみ、中古家電の修理、販売などをしていたが、事業収益の低迷から00年には工房を閉鎖。その後はリサイクルの啓発を行いながら、エアコンの取り付け工事などを手掛けていた。

★西日本新聞 朝刊 10月1日★

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