◆災害時の相互援助 福島県が首都圏と交流ネット設立◆

 首都圏直下型地震の発生が懸念される中、相互援助の関係づくりを提唱する福島県は本年度、「うつくしま地域間交流ネットワーク」を設立。県と県内の市町村、民間団体に参加を呼び掛け、まずは受け入れ側の基盤を固める方針で、5月22日に郡山市で市町村説明会を開き、理解を求めた。県民の交流意識を高めながら、東京でも意見交換会を開き、県の特性をアピールする。県が現時点で想定している交流分野は、災害時の疎開、農業体験型旅行、交換留学など広範にわたる見通し。

福島民友 朝刊 5月21日

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