◆子ども開発銀行 活動拡大◆
ストリートチルドレン支援のため、インドのNGO「バタフライズ」が設立した「子ども開発銀行」が活動を広げている。顧客はもちろん、銀行の業務を担当するのもストリートチルドレン。家を持たない子どもにとって、銀行は安全な現金保管場所になった。運営資金は英国の資金援助団体が協力。銀行はインド国内で9支店、14出張所、利用者は約1400人。国外でも関心を呼びアフガニスタンやネパールなどにも子ども開発銀行が誕生した。運営母体は各国の地元NGOで、利用者は各国の合計で3000人を超す。
読売新聞 朝刊 10月14日