◆ニート支援に専門学校体験◆

 文部科学省は10月8日、新たなニート(若者無業者)対策として専門学校やNPOと連携した短期職業教育に乗り出す方針を決めた。就職に強いとされる専門学校での学生生活をニートに経験させることで、職業に直結した教育を行うのが狙い。関連経費2億円を来年度予算の概算要求に盛り、来年夏頃からの実施を目指す。具体的には、IT関係や医療・介護、デザインなどの専門学校と、NPOなどとでつくる連絡協議会を全国20地域で結成。専門学校などを紹介された若者たちは、国費で1〜3か月程度体験入学する。

読売新聞 夕刊 10月8日

戻る