◆NPO法人の解散急増◆
NPO法人の解散が急増している。内閣府によると、制度発足から7月末まで7年弱で解散したNPO法人は466団体。うち、この1年間でみると241団体に上り、解散の約半数はここ1年に集中している。このところ解散件数の増加率は認証件数の増加率を大きく上回っている。財政的に行き詰まり、役割を全うできず自主解散に至るケーズがほとんど。雇用の受け皿や少子高齢化社会の担い手としてNPO法人への期待は高まっているが、活動を支える仕組みはまだ十分とはいえない。
日本経済新聞 朝刊 9月8日