◆スマトラ沖地震 子どもたちに防災授業◆
スマトラ沖地震の津波で被災したインドネシアで、早稲田大と京都大の学生が9月12日から14日までボランティアの防災授業をした。学生17人がスマトラ島の小中高校16校に出向いた。内容も学生たちが考えた。小学生には1854年の安政南海地震で、津波が来ると察した庄屋が収穫した大切な稲むらに火をつけ、村人を逃がして救った物語「稲むらの火」を説明。留学生の協力でインドネシア語に翻訳。当日もインドネシア語で挑戦。防災教育に取組むNPOの設立も検討している。
東京新聞 朝刊 9月7日