◆初期投資12億円◆

大牟田市は、NPO法人おおむた市民オンブズマン(福岡)が出した世界遺産登録推進事業に関する公開質問状に回答した。市は目標の15年の登録に向け、老朽化した施設の整備や観光客用の駐車場の整備をしており｢概算として約12億8000万円になると想定している｣と回答した。代表理事は｢自然遺産と違い、文化遺産は初期投資後も相当の維持費が掛かる。(07年に世界遺産となった島根県の)石見銀山などでは現在、収支のバランスが取れているのか、次に質問状を出す場合、その点も尋ねたい｣と述べた。

毎日新聞　10月7日

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