◆浜松・天竜川下り船転覆◆ |
浜松市で天竜川下り船が転覆し、5人が亡くなった。川下り船を運航する天竜浜名湖鉄道は、浸水や転覆しても沈まない「不沈構造」を備えた船から、購入費が安く不沈構造がない船に買い替えていた。水辺の安全対策に詳しいNPO「浜名湖海の駅連絡会」(静岡)の事務局長は「多くの客を乗せるのであれば、安全対策と共に、装備として不沈性能がなかったのはおかしい」と話す。今回の事故では、12歳未満に救命胴衣の着用義務があるにもかかわらず、乗客全員に胴衣が行き渡っていなかった点も含め、同社の安全管理の不備が最大の問題になっている。 |
毎日新聞 9月16日 |
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