◆被災地で資格なく医療行為◆
 東日本大震災で被害を受けた宮城県石巻市で医師として活動してきたボランティア団体代表が、実際には日本の医師資格を持たずに医療行為をしていたことが朝日新聞の取材でわかった。震災後、遅くとも4月から同市内のボランティア活動拠点に常駐し、活動中にけがをしたり体調を崩したりした人を対象に傷の手当てや投薬をしていた。この代表の団体は、日本財団が被災地支援のためにNPO法人やボランティア団体に支給している助成金を申請していた。団体側には7月に100万円が助成された。 宮城県警は、医師法違反などの疑いで捜査に着手した。
朝日新聞 8月12日
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