◆旅行計画で認知症防ぐ◆

東京都健康長寿医療センター研究所の｢地域型認知症予防プログラム｣が、記憶力や注意力の改善に、介護予防の観点から注目されている。特に旅行活動は人気があり、各地で取入れられている。地域型認知症予防プログラムは、当時の東京都老人総合研究所が考案。普及のためのNPO認知症予防サポートセンター(東京)〇三年十月に発足し、ファシリテーターの養成などを担っている。〇六年度の改正介護保険法に予防サービスが盛込まれたことから、プログラムを取入れる自治体が増えた。練馬区や横浜市をはじめ、首都圏各地に広がりを見せている。

毎日新聞　7月12日

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