◆兵庫 広がる被災者支援の輪◆
兵庫県尼崎市のJR脱線事故での被害者を支援する動きが官民両方で広がっている。阪神大震災の被災地でコミュニティーづくりを行ってきた『コミュニティー・サポートセンター神戸』などNPO団体が連携し、『NPO・JR事故支援ネット』が6月に発足。また、兵庫県警は県警本部と、遺族らの移住地を管轄する8警察署の担当者を集めた連絡会議を設置。一方、兵庫県は尼崎市などと被害者や遺族を個別訪問する活動を計画したが、個人情報保護法のためJR西日本などから被害者名簿の提出を受けられず、活動に移っていない。
★産経新聞 夕刊 7月23日★