◆希少難病:最先端研究を発表◆
 病名が判明しないなど国の難病対策から外れている希少難病患者を支援するNPO法人「希少難病患者支援事務局(SORD=ソルド)」(京都)が2月から始めた人工多能性幹細胞(ips細胞)の作成やゲノムの解析など、最先端医療を活用した研究事業が発表された。難病患者ら約110人が参加。東海大医学部と連携して患者の血液からさまざまな細胞に生まれ変わるとされるips細胞を作り、国内外の治療薬の開発などに生かす事業のほか、国立遺伝学研究所と協力して患者の血液内のゲノム情報を解析し、病名の特定を目指す事業が発表された。
毎日新聞 2月6日
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