◆不正受給被害は3億円超◆
 大阪府警不正受給事犯対策本部は、昨年1年間で生活保護費など公的給付や融資制度を不正受給・不正申請事件として46件、240人を摘発し、被害総額は約3億1800万円と発表。46件のうち、生活保護費の不正受給が半数を占めていた。府警は昨年、生活保護制度などを悪用する「貧困ビジネス」などに対処する、対策本部を設置。捜査2課と4課は、転居費や医療費などの生活保護費を受給者からピンハネする「囲い屋」として、NPO法人や不動産業者を摘発。生活経済課は12月までに、国の就職安定資金融資金を詐取したとして計46人を逮捕した。
47NEWS 2月3日
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