◆企業と区が｢工場アパート｣◆

｢町工場の街｣を守ろうと、大田区は、民間企業と連携して、町工場のための賃貸施設｢工場アパート｣を開設する。これまで区独自で建設してきたが、財政難の折、初めて民間の協力を得る。総事業費は約三十四億円。工場用の部屋が三十三区画のほか、共用会議室、商談室などがある。太陽光発電や屋上緑化設備など｢環境に優しい工場｣だ。地元のNPO法人｢密集住宅地区整備促進協議会｣が協力。区は、建設費(二十億円程度)の四分の一を補助するほか、アパートの半分程度を借受け、区から各工場に貸出す予定。

東京新聞 1月5日

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