◆里山里海保全へ基金◆

石川県は新年度、里山里海の保全、活用に、50億円規模の基金を創設する。里山里海に特化した｢例がない｣試みで、基金の運用益を活用し、里山里海を持つ地域の振興を後押しする。庁内には｢里山創成室(仮称)｣を新設し、年度内に策定する里山里海保全の指針の施策を官民連携で推進する。基金には県と県内の複数の金融機関が出資する方向で、民間企業からの寄付も募る。基金の活用法は、NPOなどの活動資金援助するほか、農家民宿や山菜の産地化、海女漁のブランド化などに対する支援、里山里海の資源を活用したビジネスの創出を後押しする。

富山新聞　12月31日

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