◆有機廃棄物→肥料◆
 木材乾燥機メーカーのヤスジマは、加水分解という化学反応を起こす小規模プラントの開発に成功した。動植物が由来の有機廃棄物から飼料や肥料を効率的に作ることができるほか、薬効成分の抽出にも使える。全国の食品メーカーや農協への営業を展開。年間三億円を売り上げる新事業に育てる考えだ。ヤスジマは、大手電機メーカーの研究者だった環境NPO理事長と三年前から開発に着手。社長は「加水分解のほかにも食品の真空冷却装置などにも力を入れている」と話し、事業を多角化する考えを示している。
中日新聞 12月7日
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