◆行き場ない子、支える家◆
 家庭崩壊など様々な理由で住む場所がなくなった若者を受け入れ、自立を助ける青少年自立援助ホームの県内第1号施設「さざ波の家・奄美」が、奄美市に誕生した。市内の青少年支援NPO法人が国や県の支援を受け、24時間態勢で未成年者を見守る。定員は6人。現在、15歳以上の男女5人が共同生活している。入所者は毎月2万円支払い、定時制高校やアルバイト先に通う。5人の専属スタッフが炊事や洗濯など身の回りの世話や進路相談にあたる。運営は、同市のNPO法人「ゆずり葉の郷(さと)」。行政や警察も含め、多くの個人や団体が支える。
朝日新聞 10月7日
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