◆遊休農地をシェフ専用畑に◆
 茨城県常陸太田市の地域活性化に取り組むNPO法人「遊楽」(茨城)などは、今年度から遊休農地を東京のシェフ専用畑として活用してもらう事業に乗り出した。生産現場との交流を踏まえシェフは希望に沿った野菜を入手でき、生産者もニーズ把握や地域の魅力を発信できる“両得”の仕組みを目指す。NPO法人は同市里見地区にある資源を再発見してもらおうと、遊休農地の活用や古民家を利用した田舎暮らし体験ツアーなどで交流を進めてきた。今年度からはシェフの意向をくんだ野菜提供に取り組む。
日本農業新聞 5月17日
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