◆外来魚肥料で野菜すくすく◆
 滋賀県の障害者施設「みどりの風」が、駆除された琵琶湖の外来魚を回収して肥料化し、野菜を育てている。外来魚の回収作業は2003年度から始まった県の委託事業。「みどりの風」は釣り人が駆除したブラックバスなどの外来魚を集め、もみがらや米ぬかなどと共に専用の処理機にかけて魚粉肥料に加工している。肥料は近くの農家に無償で配るほか、「みどりの風」や関連のNPO法人が取り組む野菜作りに活用している。通常の肥料と比べてホウレンソウなどの糖度がアップする特長があり、直売所などでの人気も高い。

京都新聞 1月25日
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