◆波力発電の実用化を◆

 海の波の力を利用した波力発電の実用化を目指す産官学による「越波型波力発電検討会」(事務局・東海大海洋学部)が発足し、第1回検討会が開かれた。東海大海の教授(流体工学)の研究が、経済産業省の関係機関の委託研究に決まったため、大学や国、県、企業、NPOが参加し実証試験に向けて検討していく。「波の条件によっては、風力や太陽光発電より安定した電源が得られる」などと述べ、試験場所として牧之原市周辺の海域を挙げた。波力発電をめぐっては、東京都が検討会を立ち上げるなど新たなエネルギー資源として模索する動きがある。

中日新聞 11月18日
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