◆色弱者に優しい街を◆

 色覚に障害を持つ人に配慮した街づくりを学ぶ講演会がNPO法人・ユニバーサルデザイン同夢(三重県)主催が開かれる。一般人が分かりやすいようにと、カラフルに作られた電車・バスの路線図、電光掲示板などは、色弱者が見ると判別しにくい色の組み合わせになっていることが多い。信号機も赤と青の区別がつきにくく、色弱者は光るランプの左右で判断しているという。講演会では、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(東京)副理事長で、1級カラーコーディネーターが講師を務め、実例を挙げて色の問題を紹介。質疑応答の時間も設ける。

読売新聞 9月6日
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