浜松市は、田舎暮らしにあこがれる人などを対象に、旧教職員住宅を「田舎暮らしお試し住宅」として、家賃月額1万3440円で貸し出しを始めた。市はこれまでも人口減少に悩む中山間地の定住推進策として、空家のあっせんなどをNPO法人とともに進めていた。ただ、「定住のために空家を借りるのには決心がいる。下見ができるような手軽な滞在先があれば」という声があったことから、空ている旧教職員住宅の2室を貸し出すことにした。家賃には、NPO法人から地域での生活、就職、地域情報の提供や相談サービスも含まれている。