◆NPO活動中の死亡 労災認定◆
兵庫県明石市で03年6月、NPO法人の指示で目の不自由な女性を介助しながら歩いていた同市内の女性が車にはねられ死亡した事故で、加古川労働基準監督所が同女性を労災認定したことがわかった。同女性は02年、視覚障害者を支援する明石市のNPO法人に入会。外出介助のヘルパーとして登録され、時給870円で週2回ほど活動していた。事故はこの活動中に起こった。同労基署はNPO法人が同女性と賃金などを定めた雇用契約書を交わしていることを重視し、今年3月に遺族補償年金などの支給決定を出した。
★朝日新聞(大阪) 朝刊 4月5日★