◆比墓地跡で旧日本兵遺骨?◆

 戦没者の遺骨収集と遺族への返還に取り組んでいる佐賀県みやき町のNPO法人「戦没者を慰霊し平和を守る会」は3月18日、米国立公文書館で発見した太平洋戦争中の旧日本兵捕虜約6000人分の死亡者リストなどに基づき、フィリピンの米軍墓地跡を試掘した結果、人骨とみられる複数の骨片を発見したと発表した。守る会は「リストの信ぴょう性は高い」とみて、国に本格的な調査を求める方針。守る会は3月18日から、死亡者リストに記載された捕虜の氏名、階級、死亡年月日、埋葬地の日本語訳をホームページに掲載している。

西日本新聞 3月18日
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