浜名湖でカキの養殖を営む漁師の仕事や自然環境の大切さを学ぶ体験講座が2月14日、浜松市西区白洲町の浜名漁協白洲支所であった。県内から参加した親子連れら約60人は、漁師の指南を受けながらカキむきに挑戦するなどして、湖の豊かさに触れた。浜名湖周辺の漁師らでつくるNPO法人「はまなこ里海の会」（静岡県）が主催する漁業体験学習講座の５回目。参加者に地域の貴重な財産としての浜名湖を認識してもらおうと、県の委託で実施した。今回は冬の味覚・カキを題材に、地元のカキ漁師が講師役となって養殖の現場を紹介した。